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【脳卒中(脳梗塞や脳出血)の後遺症でお悩みの方へ】自宅でできる自主トレーニング~第2回:ベッドで出来る筋力トレーニング~



脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジム札幌です。

先週は立ち上がり・座り練習をご紹介しました。


今週はベッドで出来る自主トレーニングを4種類紹介していきたいと思います。


ベッドで出来るトレーニングは簡単に行えるので運動習慣がついていない方も継続して行えるのではないかと思います!


今回紹介するトレーニングではトレーニング毎に働く筋肉が違います。


どこに力が入っているかを意識することで収縮の量が変わりますので、トレーニング毎に筋肉の収縮を意識して質の高い自主トレーニングにしていきましょう!!


①足上げ練習(あお向け)


○働く筋肉○

<足上げ練習のポイント>

①仰向けになる

②両手をお腹に当てる(麻痺が重い場合には片手で良いです)

③非麻痺側の足を上げて・下ろす(10回)

この時に背中が浮いたり骨盤が左右に傾かないように注意!!

④麻痺側の足を上げて・下ろす(10回)


②お尻上げ練習(あお向け)

○働く筋肉○

<お尻上げ練習のポイント>

①仰向けになります。

②お尻を上げて、下ろす。

※この時背中を強く上げてしまうと腰痛の原因になりやすいのでまずはお尻をしっかりと上げるように意識をしていきましょう。

③腰の痛みの無い範囲で10回行いましょう。


③腹筋(あお向け)

○働く筋肉○

<腹筋練習のポイント>

①仰向けになります。

②両手を膝にめがけて伸ばしていきます。

※麻痺が重い方は非麻痺側の手で麻痺側の手を持って行いましょう。

③首を曲げすぎると痛みがでるので注意!肩甲骨が少しでも浮くように意識をしましょう。

④しっかりと呼吸をしながら10回行いましょう。

血圧が上がってしまうため、身体を起こす時には必ず息を吐きながら行いましょう。




④捻り腹筋(仰向け)

〇働く筋肉〇

<腹筋練習(捻り)のポイント>

①仰向けになります。

②手の麻痺が重い方は麻痺側の手を非麻痺側の手でもってお腹の上に置きます。

③非麻痺側の肩を反対側の骨盤に近づけるように身体を起こします。

※首だけて起こすのではなく肩甲骨をベッッドから離すように意識をしましょう。

④非麻痺側から10回行い休憩。その後麻痺側へ10回行いましょう。

※息を止めないように注意!きつい方は少ない回数から開始しましょう。

今週はベッドで行える自主トレーニングを4種類ご紹介しました。

全部行うのは大変な方はこの中の一つからでも良いので始めていけると良いと思いますので頑張っていきましょう!


普段から運動習慣があり、記事の内容のトレーニングでは負荷が足りないかな?という方は各トレーニングのセット数を増やして行ってください。それでも余裕がある方は1セット10回の所を1セット20回へ増やし、自分に合った負荷量に調整をしていきましょう!


来週も自宅で行える自主トレーニングをご紹介しますので是非お楽しみに(^^)!



脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジムでは

1回90分間、を週2回×8週(全16回:2か月間)の頻度で完全個別のリハビリを提供しています。

当施設では自主トレーニングの指導・管理にも力をいれていますので、

個別リハビリ+自宅リハビリにてしっかりとリハビリの量を確保することが出来ます。

当施設は保険外のサービスとなりますので訪問リハビリやデイケア、デイサービスなどの介護保険サービスとの併用も可能です。

当施設ではリハビリ体験もご用意していますので「今は介護保険でのリハビリをしているけれど、もっとリハビリをしたい!」という方や「病院を退院したけれど完全個別でたくさんのリハビリを受けたい」という方はお気軽に当施設へご連絡ください!


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