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歩く時には踵から足がつくように意識をしよう!



脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジム札幌です!

本日は「歩く時は踵から足が着くように意識をしよう!」というテーマで

お話をしたいと思います。


下の図は「正常歩行」といわれる私たちが普段行っている歩行の動きになります。

赤い2つの丸が足の接地する最初のタイミングです。左右どちらも踵からついていますね。

ではなぜ、踵から接地することが大切なのでしょうか?

過去の記事【歩く時には体重のかかり方に注意をしよう】でもお話をしましたが、

私達が歩く時には足の裏の足圧中心の軌跡は下の図のようになっています。


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過去の記事をまだ読んでいない方は

こちらよりご覧いただけます。

【歩く時には体重のかかり方に

注意をしよう】

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図をみると踵からつま先に向かって移動しているのがわかりますね。

図のように「踵からつま先に円滑に重心を移動させる」ためには、

踵から接地して「ロッカー機能」といわれるメカニズムを使うことが重要になります。


ロッカー機能は下の図のように3つの機能で構成されています。

  • ヒールロッカー ⇒踵の接地〜足裏全体の接地まで。身体は踵を中心に回転。

  • アンクルロッカー ⇒足裏全体の接地〜踵が地面から離れるまで。身体は足首の関節を中心に回転。

  • フォアフットロッカー ⇒地面踵が離れた所〜つま先が離れるまで。身体は足趾付け根の関節を中心に回転。


この3つの機能が正常に働かなければ、筋力や代償による力で前に進むことになるので

エネルギー効率が悪くなり疲労のしやすい歩行となってしまいます。

この3つが正常に機能することで転がるように前方へ重心が移動するので、エネルギー効率が高まり、疲れにくい歩行が可能になります。

歩く時に「足の裏全体で接地」したり「つま先から足がついてしまう」という場合には

「ロッカー機能が働かなくなってしまう」ため、歩行時の疲れやすさや歩行速度の低下

に繋がっていきます。


ですが脳梗塞の後遺症がある方は

  • 足の裏全体で接地してしまう

  • つま先から接地してしまう

といった歩行をしている方も少なくありません。


脳梗塞の後遺症による歩行障害はひとりひとり病態が違います。

病院を退院する時に踵をついて歩くことが出来なかった場合でもリハビリを継続することで改善する可能性もあります。


障害の重症度によっては装具を使用し補正をした方がきれいな姿勢で楽に歩ける場合もありますので、「歩きを今よりも良くしていきたい」という場合には理学療法士や義肢装具士などの専門のスタッフにみてもらうことが大切です!


脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジム札幌では装具が必要な場合にも「ロッカー機能」を補助して練習が行えるように「ゲイトソリューション継手」を用いた短下肢装具をご用意しております。

「ゲイトソリューション継手」を用いた短下肢装具では油圧制御により、

「ロッカー機能」を阻害せずに歩行練習を行うことが可能です。

当施設のリハビリ体験にてご利用が可能ですので、ご興味のある方はお気軽に当施設までお問い合わせください!