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冬本番!衣服の厚着だけではなく、食事による冷え対策もおすすめです






皆様こんにちは!スマートライフリハ管理栄養士の籔本です。


前回のコラムでは「食物繊維」についてお話しさせていただきました。

まだご覧になっていない方は是非下記リンクからご覧下さい!





あと数日で12月ということで、冬本番を迎えようとしていますね。

北海道は雪が積もり最低気温はマイナスの日がほとんどです。


そんな冬になると普段は感じることのない方でも身体の冷えを感じることが多くなってくるのではないでしょうか。


今回はそんな冷え性と食事についてお話ししていきたいと思います。




【目次】




冷えの原因

手足や腰が冷える冷え性の症状は血行不良によって起こります。


なぜかというと血液には体内の熱を全身に運ぶ役割があるからなのですね。


また、栄養不足はエネルギーが不足し体内で十分に熱が作ることができなくなるため冷えの原因になります。



隠れ冷え性






年齢を重ねると筋力低下による基礎代謝の低下や体温調節機能の低下によってさらに冷え性になりやすくなります。


また身体の表面は温かいのに、内臓が冷えているという隠れ冷え症というものも存在します。


何故「隠れ」と呼ぶのかというと内臓の冷えは、体表面の冷えに比べて自覚しにくいのです。


胃腸トラブルが多かったり、お腹のあたりを触るとそこだけ冷たいなんていう人は注意が必要です。



冷えによる弊害

人間の身体は体温が1度下がると免疫力は約30%、代謝は約12%も落ちることがわかっています。


もちろん免疫力が下がれば身体は病気にかかるリスクが高まります。


また、代謝が落ちることで、肥満やむくみ、肌荒れにも繋がっていきます。


更に冷えは肩こりや関節痛、不眠やアレルギー等、様々な不調を招きます。


「冷えは万病のもと」というのはこういうことだったのですね。


冬になると厚めの靴下を履いたり、保温インナーを重ね着して対策をしている方も多いかと思います。


衣類の効果に頼るのも良いですが冷えた身体を温めるだけではなく、そもそも冷えにくい身体を作ることも重要です。




食事のポイント






(たんぱく質)


たんぱく質は筋肉とエネルギーの材料になりますのでしっかりとることで血液循環を助けてくれます。


鶏肉はたんぱく質が豊富で体を温めてくれます。


また、納豆には良質のたんぱく質以外に体の血行をよくするナットウキナーゼや、


レシチンという成分が含まれています。




(ビタミンB6)


ビタミンB6はたんぱく質の代謝に関わるビタミンです。


たんぱく質と合わせて摂ることで筋力低下を防止してくれます。


マグロ、さけ、さんま、ささみ、バナナ、赤ピーマンなどに多く含まれています。




(ビタミンE)


ビタミンEは血管を広げて血流を良くしてくれます


ナッツ類に多く含まれていますね。


ナッツはビタミンEの他にも良質な脂質や食物繊維を多く含んでいるため、間食として食べるのもお勧めです。




(ビタミンE)


また、にんにくやねぎは血流を良くするアリシンという成分を含んでいます。


生姜に含まれているショウガオールという成分は身体を温めるとされていて血行促進が期待できます。




(DHA EPA)


サンマやイワシはEPAを多く含んでいます。


EPAは頭が良くなる成分と紹介されていることが多いですが、


実は血液の流れを良くしながら血液の質を高め更に血行を促進してくれる効果があるので


血行不良によって起こる冷え性を改善へと導いてくれます!



まとめ





色々な食材を満遍なく摂ることは冷え対策だけではなく、身体にとって様々なメリットがあります。


普段何気なく食べている食事も一つ一つの食材の持つ力を知ると面白いです。


ご紹介させていただいた食材をぜひ取り入れてみて下さいね。

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