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三浦先生に聞く「健康を維持し、病気を遠ざける秘訣!!」


みなさんこんにちは!

今回は、医療法人社団M 三浦哲哉院長に2回目のインタビューをさせていただきました!


前回の三浦先生へのインタビュー記事をご覧になっていない方は是非こちらもご覧ください。






三浦先生は、北海道大学病院勤務時代から精力的に再生医療の研究をされていて、現在も「日本他家幹細胞国際研究会」の副代表理事として活動する傍ら、北海道で初の骨髄幹細胞上清液治療を取り入れられる等、臨床における再生医療の実践と研究を推進されています。


また三浦先生が院長をされている宮の沢総合クリニックは、内科 、消化器科、外科などの一般診療の他、がん検診や、健康診断も扱うクリニックで、開業以来約20年間毎朝7時30分から診療を続けていらっしゃいます!



第二回目となる今回のコラムは・・・



三浦先生に聞く「健康を維持し、病気を遠ざける秘訣!!」

三浦先生、今回も宜しくお願い致します!今回のテーマについてですが日々色々な患者様を診ていらっしゃる三浦先生ならではのご意見があるのではないかと思っております。



私は20年間毎日診察をしています。その経験からどういう方が健康的な生活を送れるのか。どういう方に病気が寄ってきてしまうのかについて私なりのイメージがあります。


まず簡単に言うと「自分の歳を数える人」と「自分の歳を忘れている人」で大きく変わってくると考えています。


自分の年齢を指折り数えている方や、年齢をお聞きするとぱっと答えられてしまう方には残念ながら病気が好んで寄ってきてしまう印象がありますね。


一方で割合としては少ないですが、ご自分の年齢を忘れてしまっている方はいつまでも健康的なイメージがあります。



なるほど!年齢を気にしないと健康にも良い効果があるということなのでしょうか?



ご自分の年齢をいつも意識していると自ずと年齢に合わせた生活をしてしまいます。


何をするにもどこに行くにも70歳なら70歳なりの生活を送ろう、という具合にですね。


歳を忘れて過ごしている方は70歳でも50歳かのような生活を送られています。


言うまでもなく後者の方々のほうが活力もありますから日々の活動量は多く健康的になりますよね。


身体機能の低下(サルコペニア)、虚弱体質(フレイル)等、高齢者の健康寿命を縮める負の連鎖のきっかけには、「気持ち」が大きく影響していると思います。



確かに仰る通りですね・・・他にも先生が重要視なさっていることはございますか?







僕の思う健康のために大切なことのもう一つは「一貫性」です。

要するにこれまでの生活を変えないことです。


例えばマラソンもそうですけれど、一度走ることをやめてしまえば、その後はなかなか走り出すことが難しくなります。


ペースはゆっくりでも良い・・・でも走り続けること自体を決して辞めないようにする。これが重要です。



それは高齢者の皆様にも共通しているお話しですよね?



例えばデイサービスのスマートライフリハに通うことをとっても、一貫性をもって継続すること。これが大切です。


高齢者の健康の為に、リハビリや運動が大切なことは皆さんがご存知のはずです。


身体機能の維持・向上の為にも、前向きな気持ちを持ち続ける為にも、運動は間違いなく大切です。


認知症予防にも運動が有効であるというエビデンス(証拠)も示されているくらいですからね。


とても説得力のあるお話しでした。私も歳を気にせず健康的な生活を送ることができるように意識してみようと思いました。


「歳だから」という言葉には「終わりの方だから」という意味合いもあり、どこに行くのも何をするのにも、「年齢に合わないから」と自分で自分にブレーキをかけてしまいます。


そのようなことがないように、みなさんも歳を忘れていつまでも活力を持ってお過ごし下さいね。



三浦先生、今回もありがとうございました!



今後も三浦先生ならではの視点で様々なテーマについてお話しいただこうと思っておりますので是非お楽しみに!!

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